本日は、普段の英語学習で利用しているスマホアプリ「Duolingo」について、利用者としての感想やオススメポイントなどを紹介したいと思います。
この記事は、
- 英語を勉強したい!けど何から始めていいか分からない
- スマホで使える学習アプリを知りたい
- 利用者の率直な感想を参考にしたい
という方に特に有用な記事になっています。
下記の記事では、「スタディサプリ」と「Duolingo」をそれぞれ使ってみた感想をまとめていますので、合わせて読んでいただけると参考になると思います!
Duolingoとは
「Duolingo」とは、5億人以上のユーザーを抱えている世界で一番人気の高い言語学習プラットフォームです。それをスマホで利用できるようにアプリ開発したものがあります。この記事で「Duolingo」と表現する場合には、基本的にスマホアプリのことについて話していますので、その認識でお読みいただければと思います。
このDuolingoですが、日本人向け(日本語話者向け)には英語・中国語・韓国語・フランス語が用意されていて、基本的には無料で好きな語学を勉強することができます。(私が利用しているのは英語です)
「基本的には無料」と言いましたが、月額課金することでレッスン後に表示される広告を非表示にできたり、レッスン中に間違えた時に消費するハートが無限になる、といった特典があります。
※ハートがゼロになると、レッスンを継続できなくなり、ハートが回復するまで時間を置く必要があります。
※月額課金とはアプリ内でいう「定期購読」のことで、米$で12.99$/月です。1$=¥120で計算すると約1559円ですから、数字だけ見ると安くはないですよね。
ちなみに私は無料で利用していますが、無料利用での感想などはこのあと記載していきますね。
Duolingoアプリを利用しての感想
それでは、ここからは私がDuolingoを390日以上(2022年10月時点)使用してきた中での感想をお伝えしたいと思います。私は無料版での利用であることと、感想をお伝えするにあたり「私の主観」になりますので、あくまでも「参考に」ということで…
無料版でも十分楽しく学べます
有料版のProにせずとも、無料版でも十分に活用できると思います。1レッスンあたり17問程度の問題が、リーティング・リスニング・スピーキングを織り交ぜて出題されます。そのレッスン終了後、無料版では必ず広告が流れます。短いもので5秒程度のものから、長いものだと15秒程度でしょうか。ですが、私個人的にはそこまで面倒には感じませんでした。漫画アプリなどで広告を見せられる時って、30秒とか45秒とか、結構長いじゃないですか。それと比較したら短いので、全然我慢できる範囲かなと思います。
また、学習継続日数が一定の日数に達するごとに、有料版であるProを無料で3日間試せる時があります。この時は、有料版の機能が解放されるので、その時は存分に活用することをオススメします。特に、無料期間中の活用すべき機能は下記ですね。
飛び級へ挑戦
各レッスンはレベル0~6まであり、最初はレベル0から始まります。各レベルでレッスンを6回クリアすると次のレベルへ昇格することができますが、低レベルだと人によっては簡単すぎて逆につまらないことも…。そんな時、飛び級へのテストに挑戦することができます。
無料版ではこの飛び級にアイテム「ジェム」を必要としますが、有料版のProなら「ジェム」不要で挑戦することができます。そのため、今のレベルが簡単だなと思ったら。お試し期間中にどんどん飛び級へ挑戦しましょう!
間違いを臆せずレッスンにどんどんチャレンジ
間違えるとHPであるハートが減っていき、無料版では5回間違えるとレッスンができなくなります(一定時間経過で、HPは回復します)。ですが、有料版のPro期間中ならこのHPが無限になり、間違え放題!この時は、遠慮せずどんどんレッスンを消化してしまいましょう。
レジェンドレベルへの挑戦
各レッスンのレベル6は「レジェンドレベル」といいます。レベル5になったら挑戦できますが、それまでのレッスンと異なり、3回間違えると不合格になる、という難易度高バージョンです。しかも、挑戦するのに「ジェム」が必要なんですね。
ですが、有料版のPro期間中なら、このレジェンドレベルの挑戦もNoジェムでOKです!普段のレッスンでレベル5まで進めておき、このお試し期間が来たら一気にレジェンドレベルに挑戦してしまいましょう!
ストーリーがユーモアたっぷりで面白い!
各テーマのレッスンで、一つのレベルを制覇するとクラウンがもらえます。そのクラウンが一定数貯まると、ストーリーモードのレッスンが解放されます。
これは、登場人物の会話とナレーションで進行していくレッスンなのですが、どのストーリーもジョークが利いていてとても面白いです!電車の中で学習していて、思わず吹き出して笑ってしまいました。このストーリーをやりたいがために、ノーマルのレッスンで頑張ってクラウンを貯めている、といっても過言ではありません。ぜひこのアプリで学習する時は、このストーリーも楽しんでみてください。
スピーキングの判定がどこまで有効なのか怪しい…
レッスンはリーディングとリスニングだけでなく、スピーキングもあります。示された英文を読んで発音をチェックされるのですが、ちょっとこれが怪しい…。怪しいというのは、どこまで正確に判定できているのだろう、ということです。
というのも、私は英語初心者ですから、発音だってそんなに上手にできているとは到底思えません。ですが、そんなに間違い判定をされることが無いのです。それこそ、結構なジャパニーズアクセントやカタカナ発音でもクリア判定されます。これだと、本当に有効なレッスンなのかな、と怪しく感じます…。正直、このレベルの判定であれば、無理に機能として搭載していなくてもよさそうですが…。
あくまでも、「英語を発音する」「声に出して読む機会をレッスン中に提供してくれている」くらいに思って、発音の訓練はきちんと別で実施した方が良いでしょう。
良くも悪くも繰り返し問題が多い
レッスンは色々なテーマに沿って用意されています。例えば「昼食」であればハンバーガー屋さんで注文時に使えるフレーズだったり、「家族」なら自分の家族を紹介するフレーズだったり、結構細かくテーマを分けて用意されています。
ただ、そのレッスンの中で出てくる問題文は、良くも悪くも同じような問題やフレーズばかり…。学習には反復が必要ですから、そういった意味での設計なのは理解できるのですが、人によっては難易度が簡単過ぎてつまらなくなってしまうでしょう。
無料版の場合、飛び級には「ジェム」が必要だし、難易度の調整を自由に行なうことができません。私のように、英語初心者や中学生レベルからやり直したい人には適した難易度かもしれませんが、それより上の英語力の人にはちょっと物足りない、あるいはレベルが低すぎてレッスンの消化が面倒になってアプリの使用をやめたくなるかもしれません。
その他、利用者の声
Twitterを見ていると、やはり「楽しい」といった意見が多いですね!
まとめ
最後にまとめると、Duolingoは下記の感じでしょうか。
- 中学生レベルからやり直したい人向け
- 無料版でも十分に活用できる
- 繰り返し出てくるフレーズを反復練習で頭に定着!
- スピーキングは別途訓練が必要
いかがでしたでしょうか。Duolingoの雰囲気が少しでも伝わっていたら幸いです。