今回は資格試験のお話だよ!
2021年11月7日(日)、第31回メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種(ラインケアコース)を受検しました。そして、無事に一発で合格することができました。
合格に向けては、参考書を読むだけでなく、過去問を解いたり、学習アプリを活用して勉強してきました。
この記事では、受験時の感想と、合格に向けて過去問やアプリを使ってどのような勉強をしたかについてお伝えします。
ちなみに私は、
- 土日休みの平凡なサラリーマン
- 月残業時間は30~40時間
- 妻子あり
- 共働きなので家事も夫婦で協力
ですので、似たような環境の方には特に参考になるかもしれません。
メンタルヘルスマネジメント検定2種おすすめテキスト・アプリ
先に知りたい方向けに、実際にどのような教材で勉強をしたかについてお伝えします。受験を検討されるあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです。
※それぞれの詳細なリンクは記事の最後にご案内しております。
◆メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト(Ⅱ種ラインケアコース)
著:大阪商工会議所 3100円+税
◆ メンタルヘルス・マネジメント検定試験過去問題集(Ⅱ種ラインケアコース)
著:梅澤志乃 2200円+税
◆ メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種 秒トレアプリ
合同会社GINOAPPS アプリ内課金250円
メンタルヘルスマネジメント検定2種受験を終えての感想
当時のTwitterやYouTube等のSNSでチラッと見た意見では、第5版に改定後ということもあり「難しい」といった感想が多い印象でした。
私自身も過去問を中心に勉強したこともあり、出題された問題がこれまでと傾向が違うというか、過去問で学んだ箇所とは違うエリアが比較的多く出題されたような印象で難しく感じました。
ですが、当日のうちに某予備校が出していた解答速報での自己採点では無事合格圏内だったのでホッと一安心できましたが、過去門だけに頼る勉強法はやはり良くないことを改めて感じました。
「過去問で全く出てない分野だから全くやらない」はダメだね!
メンタルヘルスマネジメント検定2種に合格した私の勉強時間
公式のテキスト購入し、読み始めたのは試験の約1か月前…。ただ、テキストを読んでいても法律など難しい言葉が出てくると頭が混乱してくるんですよね(次のところでも触れますが…)
朝の通勤時間を中心に1日1時間~2時間程度をテキストの読み込みに使っていたと思います。しかし、今思うと、テキストを「ただ読んでいた」期間はあまり有効でなかった気がしています。
その後、後述する過去問題集とアプリを使うことで試験勉強が本格化していきます。それが試験の約2週間前でしょうか。通勤時間の往復2時間、昼休みに30分程度、そして仕事から帰宅後に1時間30分程度の勉強を毎日続けました。正直、この2週間前からの勉強が効果が高かったと思います。
この2週間前の勉強時間を合計すると、約56時間。
前半のテキストを読み込む時間を追加すると約77時間でしょうか。ただ、このテキストを「ただ読んでいた」時間は無駄だったなと思っているので、参考にしなくてもよさそう…。
試験2種間前からでも、約56時間かけて勉強すれば十分に合格できると思います!
メンタルヘルスマネジメント検定2種に合格した私の勉強法
前項でも触れた通り、まず最初は”公式テキストを読み進める”という方法を取りました。しかし、第一章を読むのがとにかく辛い…。というのも、第一章はメンタルヘルスが重要視された背景や法改正の流れなどの話なので、堅苦しくて頭がこんがらがってしまいました。
そこで、先に紹介した過去問題集を購入し、
過去問題集を解きながら、分からないところを公式テキストで逆引きする
という方法にしました。こうすることで、”過去問題から割とよく出題される傾向を体感しながら知識を覚える“という戦法にしたのです。そして、ある程度過去問ベースの基礎知識が頭に入ったところで、改めて公式テキストを読み進めながら、足りない箇所を補うようにしました。
このやり方でけっこうリズムに乗れたかも!
勉強の方法は割と慣れてきたものの、普段は平凡なサラリーマン。仕事もそれなりに残業があり、勉強との両立がなかなか難しいことも。無駄を無くすために通勤時間を勉強に使おうと思っても、公式テキストが350ページ強と分厚く重いため、電車のつり革に掴まりながら読み進めるのはなかなかにハードモード…。
そこで、スマホのアプリで過去問対策に使えるものを探したところ、「秒トレ」シリーズに出会いました(ちなみに私はiPhoneです)。
このアプリ、無料でも使えるのですが、せっかくなら課金して問題を全てアンロックした方が良いです。無料のままでも問題は解けるのですが、全範囲からランダムに出題されるのに対し、250円課金するだけで自分のやりたい問題を選ぶことができるので、その日に勉強した分の復習に使うことができて非常に便利です。
他にも無料でダウンロードできるアプリはありましたが、操作性や勉強時間・進捗管理、アプリのデザイン性などが「秒トレ」の方が扱いやすく、250円の課金をしてでも無料のものより使いやすいと判断しました。
家では参考書+過去問題集、通勤時はアプリ、というのは非常にやりやすくてオススメです。
復習をするのにスマホアプリは手軽で便利だね!
メンタルヘルスマネジメント検定2種の過去問題集でやりにくかったこと
私が使った過去問題集「 メンタルヘルス・マネジメント検定試験過去問題集(Ⅱ種ラインケアコース) 」で唯一やりづらかった点があります。それは、「過去の問題の解答が、現時点での正解と異なる場合があること」です。
時代とともに法令が変わったり、第5版での公式テキストの改訂もあったりと、過去問の当時の正解が、現在では正解にはならないケースが見られました。もちろん、過去問題集の解説ページではその部分にきちんと言及してくれているので間違った学習をすることはないのですが、過去問を解いたあとの丸つけの時に自信のあった回答が×になると「なぜ?」と疑問になり、解説を読んで事情を理解する、というちょっとめんどくさい部分がありました。それに対して、秒トレアプリの方では過去問の出題傾向に沿いながらも、解答は最新の情報に合わせてくれているので学習しやすいです。
じゃあ、スマホアプリだけやれば良いってこと??
これだと過去問は「スマホアプリだけやっていれば良い」と聞こえてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。アプリで出せる問題形式には限界があります。
具体的には、アプリでは一問一答形式、つまり一つのお題に対して「正しい」or「間違っている」といった選択式問題にならざるを得ません。実際の試験問題には複数の説明文から適切・不適切を選んだり、複数の空欄に対する穴埋め問題などもあり、そしてどの選択肢も非常に悩ましくなるような際どい問題も出てきます。こうした試験問題に対する「慣れ」や「耐性」を作るには、どうしても書籍による過去問題集が必要だと考えます。
本物の試験問題ってやっぱり違うもんね!その耐性作りは過去問題集がベスト!
メンタルヘルスマネジメント検定2種の勉強時間は?会社員が合格した過去問・アプリのおすすめ勉強法!まとめ(書籍・アプリのリンクあり)
今回お伝えした内容が、これから受験をする人・検定に興味を持っている人に少しでもお役に立てたら幸いです。
勉強方法は人それぞれ、千差万別だと思いますので、私のやり方も含め、自分に最適な勉強方法を見つけてもらえたらと思います。
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