英会話を学ぶ上で、手軽で便利なオンライン英会話レッスン。でも、初めて英会話を習おうとすると、いろいろと不安に感じることはありませんか?
「受講環境は大丈夫かな?何かツールが必要?」
「いきなり英会話で言葉に詰まったりしないかな…」
など、気になる部分が多いと思います。
そこで、私が実際に英会話レッスンを受けてみた体験をもとに、オンライン英会話初心者のが失敗しないための事前準備や覚えておくと便利なフレーズについてお伝えしたいと思います。
この記事では、
- はじめて英会話レッスンを受けようとしている人
- オンラインでの英会話レッスンに不安を感じている人
- オンラインレッスンでの準備に不安がある人
にオススメの記事になっています。
この記事を読んでもらえれば、安心して受講に備えてもらえるよ♪
英会話レッスンはレアジョブがオススメ!
私が利用しているのは、レアジョブの「日常英会話コース(月8回)」です。週2回のペースでレッスンを受講できるので、仕事をしながらでも継続しやすいですね。
講師はフィリピン人講師ですが、その分費用が抑えめであったり、レッスンの予約・キャンセルも融通が利くので便利です。個人的な意見になりますが、英会話初心者にとっては、ネイティブ英語を学ぶよりもまずはこうした低コストなところから経験を積んでいくのが良いと思っています。
それでは、私の実体験をベースに事前の準備について解説していきますね。
機材編 ~物理的環境を整えよう!~
まずは、オンラインレッスンを受講する上で絶対に必要な環境構築についてお伝えしていきます。学習環境を整えることは、そのまま学習効果に直結する話なので、絶対に甘く見ない方が良いですよ。
パソコン(またはタブレット)を用意すべし
オンラインでレッスンを受講するためには、必ずデバイス機器が必要になりますよね。今の時代、誰もが持っているであろう「スマホ」があれば、ZoomでもTeamsでもLINEでも、特に問題なくオンラインで通話することができるのは誰しも分かっていると思います。
ですが、オンライン英会話を受講するのであれば、スマホではなく「パソコン」(または画面の大きなタブレット)を用意することを強くお勧めします。なぜなら、オンライン英会話では講師のカメラと教材を同時に見ながら進めたり、講師の口元を見ながら発音を学ぶことがあるからです。
スマホの小さな画面では、講師のカメラと教材を同時に画面上に広げることが難しいでしょうし、講師の口元を確認しながら発音を学ぶ際にも、細かな口元の違いを把握しづらく苦労すると思います。ですので、パソコンで受講する方が良いのです。
別に高スペックなパソコンである必要はありませんから、まだ持っていない方は購入可能な範囲で用意するとよいでしょう。メモリも8GBあれば十分だと思いますよ。
有線のヘッドセットを用意すべし
ヘッドセットとは、音を聞くヘッドホン(イヤホン)と声を拾うマイクが一体になったものをいいます。ヘッドホンのように頭にセットして使うイメージで、カスタマーサポートセンターなどの「オペレーターさんが付けてるやつ」を思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれません。
最近のノートPCでは、カメラもマイクも内蔵されているものが多いと思います。ですが、それではなく別途で購入した方がよいです。その理由としては、自分の声にノイズを入れることなく講師に届けるためです。
パソコンに内蔵のマイクでは、パソコンの周囲全体の音を拾いやすいです。例えば、家族の生活音であったり、部屋に設置しているエアコンの風がマイクにあたってノイズになっていたり、と自分が気づかないところで相手にノイズを届けてしまっていることも少なくありません。
ヘッドセットであれば、マイクは自分の口元近くにあるので、余計なノイズが入りづらいですし、講師の声もヘッドホンからしっかり聞くことができます。
また、ヘッドセットを選ぶ時は「有線」のものをオススメします。昨今ではBluetoothの性能が上がり、無線でもほとんどタイムラグなく使用できるものが増えています。ですが、無線のヘッドセットは基本的に充電式であり、事前の充電をしておく必要があったり、無線接続が何らかの理由で上手くいかなかったりした時にテンパってしまいます。
有線ならパソコンに接続するだけなのでイレギュラーなトラブルも起きづらく安心です。初心者は慌てる心配のない「有線」を用意しておくと良いと思いますよ。
カメラは絶対に用意すべし
オンライン受講をするためには、カメラは必須です。なぜなら、こちらの表情や口元の動きがレッスンには不可欠だからです。スマホやタブレットなら基本的に内蔵されているので購入など不要ですが、パソコンで環境を整える場合には注意してください。
古いパソコンや価格の安いノートパソコンだと、マイクやスピーカーは標準で付いていても、カメラが標準で付いていないケースも多いです。また、デスクトップパソコンであれば別途カメラを購入する必要があります。カメラの解像度などスペックにこだわる必要はありませんので、カメラを用意しておきましょう。
ウェブカメラは、安いものであれば数千円で用意できるので、無い人は必ず購入しましょう。オススメはAmazonや楽天などのネットショップがオススメです。
おまけ:可能なら、サブモニターがあると◎
提供元企業によって変わってくるかもしれませんが、私が利用しているレアジョブでは通話ツールと教材のテキストを同時に開いてレッスンを進めます。その際、講師の顔を見ながら教材も見るので、画面一つで受講していると、通話ツールや教材を好みの大きさに広げられずやりにくかったんですよね。
ですので、もし可能であればサブモニターを用意し、そちらで教材を閲覧するようにすると良いですよ。これは、受講において必ずという話ではないので、レッスンを受けていく中で必要性を感じたら準備すると良いと思います。
フレーズ編 ~事前にカンペを作っておこう~
レッスンは基本的に英語オンリーです。あなたが日本人講師や日本語が話せる講師を選んでいる場合を除き、基本的に日本語が話せる講師はいないと思った方が良いです。そうなると、何かあった時に発するフレーズなどが手元にあるよう、事前の準備(メモ)を用意することをオススメします。
自己紹介で使えるフレーズ
初回レッスンでは、必ず自己紹介があります。また、初めての講師のレッスンを受講する際にも、冒頭には自己紹介が発生します。
ですが、いきなり自己紹介を求められても、緊張して何を話してよいか分かりませんよね。ですので、事前にカンペを用意しておきましょう。
自己紹介で話す内容は自由ですが、代表的なフレーズは下記になると思います。
- 名前
My name is ~(マイ ネーム イズ ~)
I am ~(アイ アム ~) - 出身地、または所在地
I am from ~(アイ アム フロム ~)
I live in ~(アイ リブ イン ~) - 仕事のこと
My job is ~(マイ ジョブ イズ ~)
I work ~(アイ ワーク ~)
I am office worker.など - 好きなこと、趣味
I like ~(アイ ライク ~)
I play ~(アイ プレイ ~)
My favorite 〇〇 is ~
あまり難しい英語を使う必要はないですが、事前に準備しておくことで焦らずに話すことができますよ。
理解できず困った時に使えるフレーズ
私もそうですが、英語初心者にとって講師の英語はそう簡単に聞き取れるものではありません。ですから、「今何て言いましたか?」「もう一度お願いします」といったフレーズをよく使うことになると思います。
そうしたフレーズをしっかりカンペとして手元に持っておけば、臆することなく伝えることができますよ。参考までに、いくつか記載しておきます。
- もう一度言ってください
Please say it again. (プリーズ セイ イット アゲイン) - もう少しゆっくり話してもらえますか?
Could you speak more slowly?(クッド ユー スピーク モア スローリィ) - どういう意味ですか?
What do you mean?(ワット ドゥー ユー ミーン) - すみませんが、答えが分かりません
I’m sorry, but I don’t know the answer.(アイム ソーリー、バット アイ ドント ノウ ジ アンサー)
聞き返すことは決して悪いことではありません。むしろ、分かったフリをしてそのままにしてしまう方が、後々レッスンがやりづらくなります。ですので、上記フレーズを参考に、自身の伝えたい言葉をカンペとして作っておき、レッスンに臨むようにしましょう。
予習できるなら事前に内容チェック!
もし事前に教材をチェックできるようであれば、予習をして問題の答えを先に考えておくことも効果的です。そもそも、英語に限らず予習をすることは、その学習効果を大きく高めます。やって損は全くありません。
その際、分からない単語やフレーズがあれば事前に意味を調べておいたり、問題やロールプレイングがあれば、その答えのカンペも作っておけば焦らず臨めるでしょう。
ただ、間違ってもGoogle翻訳やアプリで簡単に答えを出さないこと。自分の頭で考え、悩むことが大事なのですから。
心構え編 ~マインド、メンタル準備をしておこう~
機材とカンペの準備ができたら、あとは心構えです。レッスンを効果的なものにするためのマインドをお伝えします。
分からなくなっても声を発しよう
初心者にとって、英会話って簡単じゃないです。単語やフレーズが聞き取れなかったり、聞き取れても意味が分からないこともしばしば…。そうなると、焦りや不安が募っていき、自然と黙ってしまうんですよね。
でも、これが一番良くないパターンなのです。対面で同じ空間にいるのと違って、ジェスチャーで伝えることも難しいオンラインでは、声を発することでコミュニケーションが成立します。ですから、「あー」でも「いー」でもいいので、何かしら発しましょう。本当に何を言っていいか分からなくなったら、前段でお伝えしたフレーズから、「分からない」と伝えるだけでいいですよ。
「沈黙はNG」、それを覚えておいてください。
講師は所詮知らない人
上手く英語が話せなかったり、こちらの意図が相手に伝わらないと、相手を不快にさせていないかと心配になる人もいるかと思います。ですが、それはちょっと気にしすぎです。
こちらはお金を払っている受講者です。英語を学びに来ている英会話初心者です。分からないことが出てきて当然ですし、それをサポートしながら解決し教えるのが講師の務め。ですから、堂々とレッスンに臨みましょう。
さらに言えば、所詮は講師も知らない人。他人ですよね。なんなら、日本人でもなければ基本的に国外にいたりするわけで、恥ずかしいところを見られたからって私たちの今後に何も影響はありませんよ。そう思って、気楽に構えましょう。
楽しむ気持ちと笑顔で
日本語でのコミュニケーションもそうですが、相手が笑顔で楽しそうに話していると、こちらも楽しくなってきますよね。英語も一緒で、話している時の笑顔や表情ってすごく大事なんです。
こちらが笑顔で話していれば講師も笑顔になるし、楽しそうに話していれば、文法が間違っていようがこちらの意図をくみ取ろうとしてくれるし、それなりに会話が弾むようになるんですよ。これは、単語や文法を習う「英語」の勉強ではなく「英会話」の学習だからでもあると思うんです。
ですから、「レッスンを楽しもう」を思って臨むと良いと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
初めてオンライン英会話レッスンを受講しようと思うと不安な点があるかと思いますが、これを読んでいただいて、少しでも不安が消え、準備すべきことが明確になっていただけたら幸いです。
ぜひ、一緒に英会話力を磨いていきましょう!